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光の園(徳島県徳島市)

おもてなし型のデイサービスからの脱却

GM(ゼネラルマネージャー)の鎌田敬氏

「利用者さんが自宅で住み続けられる状態を維持・改善していくサービスを提供すべきと考え、新しい発想のデイサービスを作ろうということになりました」
「複合型高齢者介護施設 光の園」の鎌田敬GMは、リニューアルオープンの経緯についてお話下さいました。
「四国には『お接待』というおもてなしの文化が根付いており、何かしてあげるということに慣れています。とかく高齢者施設は『お接待型』の形態が多いのですが、それでは利用者さんの状態維持・改善は図れません。利用者さんにできることはしてもらい、できないことは手伝う、できるかできないか分からないことは職員が判断して見極める。元の施設は『お接待型』でしたので、利用者さんも職員も戸惑いは非常に大きかったと思います」

2014年8月、「光の園」は丈六デイサービスセンターを継承する形でリニューアルオープンしました。
「『光の園』では食事もセルフサービスです。施設内を広くしたことで必然的に利用者さんの移動距離は増え、移転当初の利用者さんは、帰宅するころには一様にくたびれた顔をしていました。ご家族からクレームが入ったこともありましたね」
と当時を振り返る鎌田GM。しかし、次第に利用者さんからの「疲れる」という声は聞こえなくなったそうです。
「動くことに慣れて、自然と筋力もついてきたようです。歩く距離が長いと転倒リスクも高くなりますが、殆ど転びません。歩かないと筋力はつきません。『光の園』では歩いてもらうことによって転倒リスクを軽減させています。但し、万一転倒しそうな場合を想定し、動線に何かしら捕まることのできるものを配置していますし、壁に寄りかかって歩いたり、自宅での生活に則した訓練となっています」

利用者さんの自立支援のために

「老人福祉関係の様々な職場を経験する中で『自分の老後はこう在りたい』という視点で考えるようになり、『自由気ままに生活したい』という結論に至りました。身内に負担をかけずに自宅で自由に暮らしていくためには、最低限自分のことは自分でやっていかなくてはなりません。そのために、利用者さんのできることは自分でやってもらうというスタンスで取り組んでいます」
「光の園」では、食事をバイキング形式にし、準備は利用者さん本人が行っています。食堂とトイレ、お風呂場の距離を長く取り、自然と長い距離を歩くという工夫をしているそうです。また、プログラムについては利用者さんが自由に選択できるようにし、プログラム参加に際しては施設内通貨を活用されています。
「利用者さんは擬似通貨を払ってプログラムに参加し、また参加することで擬似通貨を得られる仕組みにしています。増えたら貯金するために、預金通帳も用意しています。プログラムに参加するモチベーションのアップにもなりますし、何よりお金を自分で管理することの訓練にもつながっています」

徳島県の名物が描かれた施設内通貨と預金通帳。

食事やプログラム参加の際に支払い、支払い以上の通貨を獲得することができる仕組みとなっています。

「自宅で利用者さんが自力で歩けるということはとても大事です。特に夜間、自分でトイレまで歩けるか否かで家族の介護が必要か否かが決まると言っても過言ではありません。家族からすると、その能力をキープしてもらわないと困ります。歩行に限ったことではありませんが、安易に介助をせず、利用者さんが持っている能力をキープし、且つそれを改善させることが大事だと考えています」
「できることを見守り、できそうなことを応援し、できないことをサポートする」という、真の意味での利用者さんへの支援が、自立した自由な生活の実現へとつながっています。

利用者さんと共に成長するスタッフ

鎌田GMとスタッフの皆さん。

「スタッフは総勢50名以上おりますが、二十代から六十代までと、年齢層は幅が広いです。利用者さんから見ると、子供や孫のように思えるかもしれませんね。新しい施設に変わってスタッフも増え、新しいプログラムができたときは利用者さんと一緒に手探りで覚えながら取り組んでいる部分もあります。利用者さんと共に成長している感じがしますね」

レッドコードを利用したプログラムの様子。
取材当日も多数の利用者さんが熱心に取り組んでいらっしゃいました。

広々とした施設内。
スタッフはトランシーバーを携帯し、情報伝達やミーティング内容の共有を行っているそうです。

「利用者さんが取り組んだプログラムで、しっかりとした結果が出ることが大事なので、研修を受けてテストに合格したスタッフにプログラムを受け持たせることにしています」
特にレッドコードを利用したプログラムは利用者さんに人気があるそうです。

現場スタッフが納得した機器を導入

多数導入されている運動療法機器。
『バタ子さん』、『空中散歩』など、それぞれの機器に親しみの持てる愛称が付けられており、利用者さんの筋力アップに一役買っています。

水圧式マッサージベッド『アクアラグーン』を2台導入いただいております。
利用者さんがお待ちになる程ご好評をいただいているようです。

「導入機器については、理学療法士の意見で決定しました。現場を知らない人間がカタログを見て選んだり、ましてやメーカーの営業マンが売りたい機器を導入するというのは全く意味がないことです。現場のスタッフが納得した機器を導入しないと、結局は導入後に稼働しないことになってしまいます」
多数の運動療法機器の導入により、利用者さんの運動プログラムを効率良くサポートできているそうです。

「光の園」スタイルの発信

「ケアマネジャーの方や、開設を検討中の医療法人の方などが多く見学にいらっしゃいます。『光の園』の良い部分は是非取り入れてもらいたいですし、必要であればお手伝いしたいとも思っています。『お接待型』の施設が多い中で、今は特殊な例となっていますが、将来的にうちのスタイルがスタンダードになっていけば良いと考えていますし、それを広げられればと思います。状態が改善した利用者さんも多くいらっしゃるので、それを発信していきたいですね」
鎌田GMは「光の園」の良い部分を共有し、施設を超えてより多くの方々の改善につなげたいとお考えです。また、利用者さんの機能向上についての発表も行っているそうです。
「利用者さんに対してサポートできることはまだまだ沢山あると思います。肉体的なものからメンタル的なものまで、利用者さんは色々な悩みを抱えていると思いますし、そういった部分に寄り添っていけるスキルを持たなくてはなりません。今後も利用者さんと共に歩んでいくに連れて出てくる課題に対して、真摯に向き合っていきたいと考えています」


社会福祉法人 青陽会
複合型高齢者介護施設 光の園

〒771-4267
徳島県徳島市渋野町西池27-1
TEL 088-636-2050
FAX 088-636-2051

渦潮で有名な「大鳴門橋」

徳島市は徳島県東部に位置する、県内の政治・経済・文化の中心都市です。徳島藩の城下町として栄え、古来より近畿地方との繋がりが深く、現在でも人的・物的・経済的な交流が盛んです。気候は温暖で物産は豊かであり、四国一の大河である吉野川をはじめとした大小の川と、優美な眉山の緑は、住む人に安らぎを与え、訪れる人を癒やしています。人形浄瑠璃、藍染・阿波しじら、木工製品など、徳島の風土と歴史が育んだ個性的な文化を有し、特に毎年8月のお盆期間に開催される阿波おどりは、約400年の歴史を誇る日本の著名な伝統芸能のひとつであり、期間中の4日間で日本国内外から約130万人の観光客が訪れています。現在は神戸鳴門ルートと四国縦貫・横断道の結節点として、近代産業の育成や高速情報化時代に対応した都市づくりに取り組んでいます。

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