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大川原脳神経外科病院(北海道室蘭市)

新病院の新築移転を決断するまでの想い

理事長の大川原淳先生

「当院がこの地域で脳神経外科を営んで45年、建物の老朽化などもあり、時代の流れに沿った対応が難しくなってきていました。私が当院に戻ったときは、規模縮小や閉院、売却などの考えもありました。そんな中でも、先代院長の理念を継承し、受診される患者さんの期待を裏切らない、大都市と同じ医療ができる一線級の施設を建てようと決断しました」
平成28年5月、新築移転を果たされた「大川原脳神経外科病院」理事長の大川原淳先生にお話を伺いました。理事長に就任されて以降、事業計画の作成や組織の再構築など、移転までの道程は平坦ではなかったそうです。
「前病棟と比較して病床は減少しましたが、延べ床面積は1.7倍と、病室を始めとして広い造りとしました。新病院では脳卒中ケアユニット(SCU)を備え、超急性期からのリハビリにも対応が可能です。手術室や検査機器なども充実させました。また、患者さんのみならず、職員のアメニティーにもしっかりと配慮しました」
基幹病院を起点として急性期医療に特化し、徹底したリハビリを提供し、患者さんのADLを少しでも向上させ、地域包括ケアシステムに貢献したいとのお話をいただきました。

脳卒中ケアユニット(SCU)により超急性期からのリハビリを実現

MRIなどの検査機器は、信頼性を重視し選定

地域医療への貢献

全長12mの免荷レール

コグニバイク、アッパーロアバイク等

「私は室蘭で生まれ育った人間です。脳卒中は死に至る可能性もある疾病ですが、『この地域で脳卒中になったら、都会に引っ越すしかない』と言われる故郷にはしたくありません。当院があるから心配ないと言ってもらえるような医療を提供することが、社会貢献につながると考えています」
生まれ育った故郷に対しての想いをお話くださる先生。室蘭市は平成22年に形成された「西いぶり定住自立圏」の中心でもあり、地域住民の方々の安心できる暮らしを医療の側面から支えたいとお考えです。
「更なる看護環境の改善を目指し、SCUの施設基準である3:1の看護を行い、急性期病棟も7:1の看護を行うことを平成28年度の目標としています」
「以前はリハビリのスタッフが14名程度しかいませんでしたが、リハビリの開始を如何に早くするかをテーマにスタッフの増員を行い、現在は47名在籍しています。平成28年度中に急性期・回復期ともに365日のリハビリの提供が可能になると思います。急性期のリハビリが、患者さんのより早い段階での社会復帰やADLの向上につながるということは周知の事実です。その実現のためには多くのスタッフの力が必要です。少ないスタッフでそれを実現しようとすれば、休暇を削るなどの負担を強いることになってしまいます。スタッフをないがしろにしてしまうことは、リハビリをないがしろにすることと同じです。スタッフのワークライフバランスを考え、ゆとりを持って仕事に取り組んでもらうことが、引いては患者さんのためになると考えています」

スタッフにゆとりを持ってもらい、余暇などに勉強もしてもらうことがリハビリのクオリティー向上につながり、その結果が患者さんに還元されると先生はおっしゃいます。リハビリのサイクルを多角的に捉え、入院患者さんの在院日数短縮に積極的に取り組んでおられます。

一枚岩を目指すスタッフ

田宮高道技師長

作業療法士の、リハビリテーション部:田宮高道技師長にお話を伺いました。
「脳神経外科とリハビリは切っても切れない関係にあります。リハビリに力を入れたいという気持ちは元々強かったのですが、以前の体制ではマンパワーが不足していました。スタッフを増員したことで、365日のリハビリ稼働も目前のところに来ています」


リハビリスタッフの教育システムの確立までには、長い間の試行錯誤があったそうです。
「脳神経外科とリハビリは切っても切れない関係にあります。リハビリに力を入れたいという気持ちは元々強かったのですが、以前の体制ではマンパワーが不足していました。スタッフを増員したことで、365日のリハビリ稼働も目前のところに来ています」「新人教育システムに関しては4年越しで試行錯誤を重ね、ようやく1年カリキュラムで内容の濃いものをスタートさせることができました。2年目以降の教育システムや実習指導者育成に関しても随時構想中です。理事長の理解もあり、ここ数年多くの学会や研究会での発表や参加を認めていただいたのも大きかったと思います」
「PT21名、OT18名、ST8名の計47名でリハビリを提供しています。職種間の壁は極めて低いです。そもそも理学療法科や作業療法科といった呼称は当院には存在せず、PTも摂食を見ますし、STも歩行について検討します。専門性とは別の意味で介入に関する議論も活発に行っています。スタッフの熱意や情熱は素晴らしいものがありますが、知識と技術についてはまだまだ研鑽の余地があります。中途採用も増えている中で、この人数でどうやって一枚岩になっていくかが大きな課題だと考えています」

半数以上が1~3年目である、フレッシュなスタッフの皆さんが、経験年数に囚われず、職種間の垣根を超え、積極的に様々なことに取り組んでいらっしゃいます。

リハビリスタッフの皆さん

リハビリテーションの未来

HALと免荷装置、トレッドミルを使用しての歩行訓練

「これからのリハビリテーションシーンには多くの電気治療器やロボットなどが登場してくると思います。決してセラピストの手が要らなくなるということではなく、介入や評価を可視化したり、持続的かつ安全な訓練環境を保障するためのものだと思います。『新し物好き』として手を出すのではなく、現場で有効に使えるものとなるよう、前向きに関わっていきたいと考えています」

リハビリテーションロボット「HAL」など、先進性のある機器に関しても前向きに取り入れていらっしゃいます。
「脳卒中のリハビリは一定量が欠かせないと考えています。本人のやる気にも大きく左右されるものですが、運動や動作だけでなく、環境や本人・家族が変わろうとしているときに少しでもお役に立てる存在でありたいと思います」

今後の展望について

楽リハシリーズ
『猪突猛進うり坊たたき』(左)
『ドキドキへび退治Ⅱ』(右)
幅広い層の患者さんから好評で、リハビリ効果も高いそうです。

「平成28年度中に電子カルテへの移行、更に29年度にはDPCへ移行し、遅ればせながら近代医療のシステムを充実させていく予定です。また、数年以内に個人病院から社会的な病院へ移行すべく改革を進めていく計画の一環として、特定医療法人の申請を行う予定です。医療法・医療計画の改正内容如何では、最終的に社会医療法人化も見据えています」

大川原先生は、医療行政に柔軟に対応しながら、今後も地域医療の重要な先鋒を担う基幹病院として貢献していきたいとのお考えです。


医療法事社団医修会 大川原脳神経外科病院
〒050-0082 北海道室蘭市寿町1-10-1
TEL 0143-44-1519  FAX 0143-44-8006

白鳥大橋

北海道の南西部に位置する室蘭市は、1872年の開港以来、港を中心に製鉄・製鋼・造船などの北海道の中心的な工業都市として、また、本州と北海道を結ぶ海陸交通の要衝として発展してきました。道内では比較的降雪量が少なく、夏は涼しく冬は温暖な、穏やかで暮らしやすい気候の地域です。札幌や新千歳空港までの鉄道や高速道路が整備されており、都市部へのアクセスも良好。自然にも恵まれ、釣りや登山を楽しむことは勿論、ゴルフ場や温泉などの娯楽施設も豊富です。豊かな漁場にも恵まれ、クロソイをはじめ、毛ガニやウニなどの北海道を代表する水産物が獲れ、胆振地区で最大の漁獲量を誇っています。「室蘭八景」と銘を打たれた室蘭市を代表する8つの景勝地には、道内からのみならず、遠方からも多くの観光客が訪れています。

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