トップページ / よくある質問 / 商品に関するよくある質問 / 温熱治療として超音波を使用する際、なぜプローブを常に動かす必要があるのですか?
超音波の性質上超音波導子のヘッド面からは、均一の超音波出力が出ていません。一般的にビーム不均等率BNRで示されますが、出力を上げたときに局所に熱が集中する熱点(ホットスポット)が現れ血液や組織内液中に小さな気泡が発生します。出力が小さければ非熱効果として治療効果があります。通常1~2W/cm以上で発泡現象が現れ温熱効果で使用する比較的強い出力の場合導子を動かすことで出力を均一に保ち発泡現象を抑えられます。