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いしばし整形外科 給田診療所(東京都世田谷区)

ご縁があったこの場所で

院長の 石橋 嘉津雄 先生

両親ともに薬剤師をしており、高校生の時に将来の話になり、医療の道へ進むことを勧められました。また仲の良かった友人も医学部に進むという話を聞き、更に興味が湧き、医学部に進むことを決めました。
整形外科を選んだ理由は、卒業前に何科にしようかと考え、外科的に治療することに興味があったので、心臓外科医と整形外科医で迷いました。

医者には定年がないので、将来的に独立することを考えて長い目で見ると、整形外科が良いかなと。学生時代に部活でお世話になった日大の先輩が整形外科になったのも理由のひとつです。

学生時代の仲間や先輩方との出会いがあり、日本大学医学部を卒業後、東京慈恵会医科大学に入局、下田総合病院整形外科勤務を経て2017年に開業されるまでの経緯について、院長の石橋嘉津雄先生にお話を伺いました。

東京慈恵会医科大学整形外科には10年ほど在籍しました。たまたま大学時代の同級生が下田総合病院の院長をしていて、話の中で整形外科の先生がなかなかいないという話を貰い、じゃあ一緒にやろうか?という話になりました。その下田総合病院でも10年くらい勤務し、50歳近くになり、この先ずっと外科医として手術をしていくのか、それとも開業して独立するのかと考えるようになりました。外科でずっと手術をしていく先生もいらっしゃるが、体力的にきつくなり、そろそろ独立する時期なのかと考えるようになった時にちょうどこの建物が空くということを聞き、前の病院からも近いですし大きさもあるので良いかと思いました。タイミングや色々なお声がけあってですね。

長年整形外科医として勤務してきた知識や経験を活かしながら、地域の方々のために貢献できる医院にしたいと世田谷区給田に開院されました。

下田総合病院では年間300~400くらいの手術をしていたので、開業するにあたってこの近辺或いはこの烏山の患者さんが来られる範囲でと考えていました。開業するまで一年くらい準備期間があったので最終的に開業した時に患者さんが戻ってきてくれるのかなど不安もありましたけど、思っていた以上の患者さんが開業を知って来院してくれて、非常にやりがいを感じました。

治療のモットーは『手術半分・リハビリ半分』

物理療法機器①

物理療法機器②

開業するまでの大学病院や総合病院では、入院して手術して治すということをやっていて、手術も大事だけどリハビリも大事だと思ってやってきました。
トータルでやるために、最初から最後まで自分で診たいというのがあったので、開業するにあたってはある程度リハビリの出来る規模のクリニックにできるのであれば開業しようかなと思いました。
リハビリの部屋を大きくとりたかったのでビル診は考えなかったですね。
どんなインタビューでも言っているのですが、手術半分、リハビリ半分と思ってやってきたので、手術だけでもリハビリだけでも良くなりませんよと患者さんには伝えてきました。だから基本的には手術をしたら自分のところで必ずリハビリして帰したかったですし、それが前の病院でやっていたことです。
今は自分では手術は行っていないので、保存療法で様々なことを試してみても改善が見込まれない時は、信頼している先生のところを紹介してお願いしています。手術をしてもリハビリは他で行ってくださいという病院もあるのですが、患者さんにとっては手術してくれた先生に最後まで診て貰った方が有難いし不安も少ないと思います。となるとうちのようなクリニックでは、医師同士の連絡が密で、どんな手術をしたかわかるのが理想かなと思います。もちろん現在は、手術をせずに薬やリハビリ機器を駆使して保存的に良くすることも心掛けています。

これまでのご縁を大切に信頼のおける先生方との連携を取られ、手術だけでもリハビリだけでもない治療を大事にされていらっしゃいます。

患者さんとの「おはなし」を大切に

待合室

レントゲン室

来ていただいた以上は良くしてあげたいですし、治って帰ってもらいたい。こちらが提案した治療方針に関してはきちっとやってもらいたいという希望はあります。中には途中で通院しなくなる方もいるので、そういう方への対応について、開業当初は看護師が直接電話で来てくださいと言ったりもしました。最近はコロナの関係もあるので、来院されない人に関してはご自分の判断で仕方ないことですし、あえてそこは無理にお誘いしないです。クリニックを信用して来て下さる方に関しては全力で良くすることをスタッフにも浸透させています。
ここにいらっしゃる患者さんは高齢者の方が多いです。当然痛い箇所を治療することも大事な目的ではありますが、患者さんの中にはクリニックに来て話をすることで気が紛れたり、元気になる方もいます。そのためスタッフも、なるべく患者さんが何でも言いやすい雰囲気づくりをしているので、個々に対応しているスタッフとの信頼関係は出来ていると思います。患者さんとの信頼関係を強く築き、患者さんが気軽に受診できる場所でありたいと思っています。

開業は気心の知れたスタッフと共に

スタッフの皆様

開業時のスタッフの手配に関してはたまたま前職を辞める時、開業するなら声をかけて下さいと言ってくれた方が何人かいたので、そういった人達に声をかけて集まって来て貰ったので比較的スムーズにスタートは出来ました。ただクリニックが混んできて、患者さんが増えてくるにあたって、人手が足りなかったり新しい人が入ってきたりして、そういったところで人の入れ替わりがどうしてもありました。
今年はコロナなどもありせっかく良いスタッフが集まり、チームワーク良く働いてもらっていたのですが、病院の都合上来て頂く事がお互いに難しくなってしまった。ただ、また人を雇えるようになったら呼んでくださいと言って下さったので、辞めていただいたスタッフを呼び戻して、以前のようにやっていくのが今の目標です。スタッフは非常に少ない人数の中よくやってくれています。だからスタッフのことで患者さんから何か言われたことはないですね。それは非常に助かっています。

スタッフの方への感謝とともに、今抱える現状を率直にお話しいただきました。

リハビリテーション室について

開放的なリハビリテーション室

左:オンパー 右:ハイドロパッカー

エレベータを上がった2階、たくさんの窓から光が入る開放的な空間でリハビリテーションが行われています。

色々な所へ行って展示会の機器を見たり説明を受けたり、実際自分でも試してみたり。あと、昔ながらの整形外科に置いてある物理療法機器は欲しかった。それを最低限置いたうえで何か新しいものをと考え、予算を設定してプロの人に相談しつつ選定しました。機器のバランスに関しては非常に感謝しています。
今後どういったものを入れていこうかを考えた時に、スペースが無くなってきていることと今、実際よく使うのは昔ながらの一般的な機器なのでそれをもっと増やしていった方が良いのか迷っているところです。患者さんをなるべく待たせずに診察とリハビリを行いたいので、今後は、ある程度の数の機器は欲しいかなと思っています。

コロナ禍のいま

開業してから三年ちょっとですが、どんどんサービス向上していくことを考えていたら2020年はいきなりのコロナ騒ぎで、今はまた開業当初に戻って一からやり直しという気持ちです。近隣の人達が気軽に来て治療を受けて良くなっていく姿を見ると、自分もやりがいを感じます。

2020年12月、取材をお受けいただいた石橋先生には、以前来院した患者さんが別のことで久しぶりに来てくれたり、小さかった子供が成長してまた受診してくれた時にやりがいを感じると、大変な中でも前向きにお話していただきました。


いしばし整形外科給田診療所

〒157-0064
東京都世田谷区給田3-2-18-A
TEL 03-5969-1484
https://ishibashi-seikei.com/

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