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KAZUクリニック(沖縄県中頭郡)

目指すのは質を追求したアットホームなクリニック

院長の 新垣 和伸 先生

2022年4月に、医療複合施設メディカルプラザにしはらハート2階に「KAZUクリニック」をご開業された新垣和伸先生。
ご開業後も、休診日の毎週木曜は非常勤としてハートライフ病院・スポーツ関節鏡センターで手術という多忙なスケジュールの中、ご開業までの経緯からご使用中の物理療法機器まで、詳しいお話を伺うことが出来ました。


新垣先生:医師を志したのは、内科医であった父の影響です。人から頼られる父の姿に幼い頃から憧れを抱き、琉球大学医学部に進学しました。整形外科医になったのは大学時代の怪我で膝の手術を受けたことがきっかけです。執刀された先生の専門的な説明が興味深くとても刺激を受けました。琉球大学整形外科に入局して5年勤務したタイミングで、北海道大学大学院への国内留学を経験しました。今振り返ると、人生においてこの留学は非常に重要な転機だったと思います。この北海道での3年間のおかげで、膝手術の知識を深め、人脈を広げることができました。当時留学を迷っていた私を後押ししてくれた家族には、本当に感謝しています。博士号取得後は琉球大学に戻り、2017年2月まで膝関節外科医として手術の経験を積み上げ、同年3月からハートライフ病院へ入職させていただきました。私は膝の手術が大好きで(笑)、経験したことがない手術は率先して県外へ見学に行っては自分の技術に取り入れるよう努めています。沖縄の膝関節手術を全国レベルに引き上げたいという思いから、琉球大学の後輩達にも都度そのエッセンスを伝えるようにしています。

理想のクリニックを目指して

リハビリテーション室

療法士一人につき1台の治療台を用意しているという、広々とした眺めのいいリハビリテーション室。トレーニングが行えるフリースペースや沖縄県で初導入のストレッチマシンなど、スポーツ選手のリハビリにも対応されているとのことです。
多忙な日々の合間を縫っての開業準備について、詳しくお話を伺いました。

MRI室

新垣先生:開業に関しては、医療複合施設の計画に誘われたことで決断しました。勤務医時代は、時間の制約の中で術後患者さんのリハビリテーションを如何に充実させるかということを考えていたので、リハビリを満足に行える、とにかく広いリハビリ室を作りたいという一心で、設計会社を相手に3年前から図面を何回も作り直して開業の準備をしました。開業準備にあたり、見学に行かせていただいた開業医の諸先輩方には、心より感謝しています。効率的な院内レイアウトや、業者任せにせず自分も交渉に関わるようすることなど、いただいたアドバイスに従って、理想とする整形クリニックが開業出来たと思っています。

MRI室には沖縄県初導入の最新鋭の整形外科専用オープンMRI装置を採用しました。検査の為に患者さんに外部施設に足を運んでいただく必要も無くなるので、早期診断、早期治療にもつながります。診察室は3部屋を毎日フル活用して、待ち時間を短くできるよう努めています。診療時間は18時半までに設定しましたが、部活帰りの学生さん等から「通院しやすい」というお声をいただくので、患者さんの利便性を考慮してこの時間にしてよかったと感じています。
ご開業までの経緯を伺うと、KAZUクリニック院内が非常に洗練された効率的な空間であることに得心がいきました。理想のクリニックの実現のため、お忙しい中でレイアウト図面の作成や機器の選定に携わり、時には業者との交渉も自ら行われるなど、新垣先生のご尽力には敬服するばかりです。

待合室

物理療法機器で効率的なリハビリを

物理療法室

KAZUクリニックのリハビリテーション室には、多数の機器をご導入いただいております。数ある物理療法機器の中から弊社製品を選んでいただいた理由を伺いました。
新垣先生:今回導入したリハビリ機器は、かなり時間をかけて厳選しました。理学療法士のスタッフ達の目からも検討してもらい、本当に使えるものを一緒に選定しました。当初、物理療法機器を導入する予定はなかったのですが、日本メディックスさんから提案されたラインアップが良かったのでお願いすることにしました。リハビリ室に必要な機器を一社にまとめてお任せすることができるという点も決め手になりました。

実際に現場で機器を使用されているリハビリ科長/理学療法士の上地美鈴先生に、使用感や活用方法ついてお話しいただきました。
上地先生:機器選定に際して様々なクリニックを訪ね、理学療法士の諸先輩方にお話を伺い参考にさせていただきました。新垣院長もハートライフ病院での使用実績を認めていた「インテレクトRPW ライト」と、「ウルトラソンRE-3000」の導入を最初に決めました。疼痛抑制効果が期待できる「アステオF」は腰痛や肩こり等慢性の症状に悩んでいるご高齢の方が多いという地域性を考慮して選定しました。「HVMCデルタ」は、最初こそ上手く使いこなせるか心配でしたが、実際に使い始めてみると操作性もよく、今ではEMSや、超急性期の患者さんにMC(マイクロカレント)を使用するなど、幅広く活用しています。どの機器も活躍してくれていて、あらためて物理療法機器の有用性を実感しています。
メーカーとして大変ありがたいお言葉をいただき光栄です。今後も改良を重ね、より良い製品を開発できるよう、精進してまいります。

ウルトラソン RE-3000B

◀ここがPOINT!

超音波治療器は、主にオペ後のむくみを取るために使用しています。また、骨折治療器としても活躍しています。
当院には橈骨骨折や足趾骨折の患者さんも多くいらっしゃいますので、2CH同時に治療できるように、骨折治療用のプローブを追加しました。(理学療法士 上地先生)

患者さんにプロフェッショナルな医療を

新垣先生とスタッフの皆様

最後に、新垣先生にKAZUクリニックとスタッフの皆様への思いについて伺いました。
私は経営者として、スタッフがやりがいを持てるような設備や空間を提供し、働きやすい環境を作り上げていく責任があると思っています。その上でスタッフには、「自分はプロフェッショナルである」という気持ちと技術を持って、しっかりと仕事に取り組んでもらいたいと伝えています。私は医師として指揮をとる立場にいますが、理学療法士,看護師,医事課,リハ助手,検査技師の協力なしには、理想とする医療を患者さんに提供することはできません。スタッフ達と、密に連携して効率的にリハビリを進めていくことが、患者さんの満足度や日常生活への早期復帰につながると考えています。
また、連携という意味では、将来的に地域貢献として同じくメディカルプラザにしはらハート内で開業している先生方と一緒に医療講話などを行えたらと思っています。2階が整形外科、3階が形成外科・美容外科、4階が耳鼻咽喉科・頭頸部外科ですが、実は琉球大学の入学同期なんです。珍しい診療科目の組み合わせですから、なかなか面白い話ができそうですよね。KAZUクリニックの今後としては、設備やノウハウなど、良いものは柔軟にどんどん取り入れて、理想の「いいとこどりクリニック」にしていくことが目標です。また、スタッフ達の明るい雰囲気も当院の魅力のひとつだと思っています。
患者さんに「またここで診てもらいたい」と思っていただけるような居心地のよい空間を提供できる、地域に密着し、愛され、活気のある、アットホームなクリニックを目指していきます。
新垣先生は40分毎にリハビリ室での回診も行い、プロフェッショナルな姿勢で患者さん一人一人と向き合い、そこで理学療法士との短いディスカッションを行う事で小さな問題も拾うように努めています。スタッフと共に日々「理想の医療」の実現のためご尽力されていらっしゃいます。


KAZUクリニック
整形外科・スポーツ整形・リハビリテーション

〒903-0103 
沖縄県中頭郡西原町小那覇266-1
メディカルプラザにしはらハート2F
TEL:098-945-0505
https://kazu-clinic.net

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