筋力・機能評価測定機器の用途

より効果的なリハビリテーションのために

患者様の障害・外傷の程度を的確に把握し、明確なゴール設定を行うためには様々な視点からの評価測定が不可欠です。改善が客観的に評価されることで、 患者様のリハビリテーションに対するモチベーション向上も期待できます。

運動療法を行う際にも個々の能力を見極め、適切な負荷設定が必要になります。
例えば、上肢機能トレーニングでよく使用されるパテも、握力計やピンチメータで筋力を評価し、その筋力に合わせたパテを選択することで、効率よいトレーニングが可能になります。

※デジタル測定機器は、マイクロ波治療器の近くで使用すると誤作動を起こす恐れがございます。充分に離れた場所でご使用下さい。

表面筋電計について

医療での用途

理学療法

  • 痛みの診断(腰背部痛、頚部緊張)
  • バイオフィードバックトレーニングおよびリハビリテーション
  • リラクゼーション療法

リハビリテーション / 神経学

  • 筋機能の波形評価
  • 脳卒中患者のリハビリテーション
  • 刺激レスポンスの定義、伝導速度
  • リハビリテーション フィードバック(自動車事故後のリハビリテーション等)
  • 歩行解析
  • 術前/術後のモニタリング(膝や手の手術等)

労働医学

  • 筋機能障害の評価
  • 腰背部の問題
  • 頚部や肩の問題
  • 異なった仕事(タスク)中の積分値(仕事量)
  • 作業場のエルゴノミクスの定義
  • エルゴノミクスのアドバイス
  • ある仕事タスク用の最良のエルゴノミクス・ツールの選択

スポーツでの用途

研究所でのテスト

  • 筋パワー
  • ジャンプテスト / バランステスト
  • リアクション時間のテスト
  • 疲労テスト-持久力の定義
  • バイオメカニクス解析:EMG+力+動作+加速度 解析
  • 筋調整(コーディネーション)テスト
  • 機能テスト
  • 筋の活動順序
  • トレーニングの最適化
  • エルゴメーター / トレッドミルテスト

上記のテスト例以外にも、2軸ゴニオメータやフィットスイッチを用いての歩行分析、MEGAWINソフトウェアを使用してのバイオフィードバック訓練など、幅広い用途でご使用いただけます。

他の測定機器との同期システム提案

他のアナログ信号を出力できる測定機器との同期も可能です。正確なタイミングで測定を行うことで、信頼できるデータ収集ができます。筋電図だけでは得られない情報を他の測定器と同期測定することで、様々な切り口から解析を行うことが可能です。用途に応じてシステムのご提案をさせていただいておりますので、是非一度ご相談ください。

筋力測定器との同期システム

筋力測定器との同期システム

筋力測定器との同期測定画面

筋力測定器との同期システム

三次元動作解析装置との同期システム

三次元動作解析装置との同期システム

ME6000用オプション品

ビデオオプションⅡ

メガウィンソフトウェア上にEMG波形とビデオ画像を同期させて解析することが可能になります。スタート時に音声信号をビデオ側に、マーカー信号をEMGに同時に入力しますので、後で同期させるのも簡単です。(IEEEコネクタが付属しているデスクトップ、ノート型パソコンに限ります)

二軸ゴニオメータ

用途に応じて大きさが異なりますので、ご相談ください。

ゴニオ用プリアンプケーブル

バイオメトリクス社のSGシリーズをお持ちの場合は、プリアンプケーブルのみのご購入でご使用いただけます。

研究用ニューロモニター(ME6000用)

研究用の誘発筋電解析ソフトウェアです(保険適用外)。別売の刺激装置と同期させ刺激から活動までの潜伏時間、ピーク-ピークの振幅値、反応持続時間などを自動的に算出します。

研究用ニューロモニター(ME6000用)
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