Benefits of musculoskeletal rehab patients can feel

勤務医時代は股関節や膝関節、脊椎などの手術を数多く手掛けてまいりました。大学病院での勤務の時は11時に受付された患者様が夕方にようやく診察できる程、多くの患者様が受診されていました。この様な経験から、一人ひとりの患者様にしっかりと応対できる自分のクリニックを作りたいと、ずっと考えておりました。一人ひとりの患者様に丁寧に時間をかけて診察する、それが大事との思いで開業を決意いたしました。
優しい雰囲気で穏やかにお話しくださる「かすが整形外科」院長の春日 雅人先生。一人ひとりの患者様にとって満足の得られる地域密着型医療の実現を目指して、2000年に藤沢市渡内で開業されました。


性疾患の方が多いので少しでも痛みを改善していただけるようにと、開業当初は温熱療法を主体に処方していました。温熱療法は確かにその場では良いのですが、それが永続するかというと・・・。患者様は痛みがある度に通っても、根本的には筋力も付いていないので転びやすい人は転びやすいままです。ですので、患者様一人ひとりの体力、筋力づくりについてお手伝いすることが本当の整形外科医の役目ではないかと考えました。簡単に言うとロコモティブシンドロームの予防、最近はサルコペニアやフレイルという言葉が頻発に使われるようになっております。体が不安定になり立っていられない、そういうものを予防することによって最終的には健康寿命を延ばす、寝たきりになるのを10年でも15年でも先に伸ばす、ということをしてあげられたらとの思いから、運動器リハビリテーションの設備の充実をはかりました。


すると、実際リハビリに通ってくれている患者様が、『先生、あの機器はすごくいいね』と言ってくれる。そういう患者様が増えてきて、積極的に通ってきてくれるようになりました。患者様が回復を実感しているからです。今まで手すりが必要だった人が手すりなしで階段を登れる、50m歩行で休んでいた人が駅まで30分歩ける、そういう方が凄く増えてきて、これはやる価値があるなと実感し今に至っています。
2014年、ご開業当時に入られていたビルの隣(地下1階、地上2階建て)に移転、運動器リハを開設されました。移転されてからは運動器リハのエリアも広がり、機器の種類も年ごとに増えています。
開業してすぐにその考えはありました。当初のスペースでは温熱療法の機器などを数台設置するために工夫が必要でした。しかし全身をフォローしたいとの思いから、移転を決めて広いリハビリ室を作りました。最近はまた更に広くしたいと考えています。機能訓練で徒手的に行うスペースを更に増やし、ストレッチ、可動域訓練も一人一台のベッドを使って行えるようにしたいと考えています。
移転に際しては資金面の課題があったとおっしゃる院長のお話を受けて、これだけの施設にしたのは大事な理由がもうひとつある、と事務長はおっしゃいます。
近隣に同じ整形外科の開業があった場合、同じ治療や検査、リハビリを行っていたら患者様離れにつながってしまうとの考えから、差別化をはからなければならないということで、MRIの導入と、運動器リハスペース、マシンの拡充を院長は考えたのです。設備を強化するという事で、実際に患者様の広がりもありました。運動器リハビリテーションの良さを少しずつ理解される方が増え、定着された方々が大勢いらっしゃいます。





