Interview 2018 Meito-ku, Nagoya
Care / welfare facilities

わたなべ整形外科運動器クリニック(名古屋市名東区)

Client:Watanabe orthopedic musculoskeletal clinic

院長の渡邊裕規先生
Director Dr. Hiroki Watanabe

「私は滋賀県出身なのですが、高校1年生の時の約1年間、医学部生に家庭教師をしていただいた期間がありました。よく、解剖実習の話などをされていて、話を聞くうちに医師という職業に興味を持ち始めたのが医師を目指そうと思ったきっかけです」


「院名に“運動器”と名付けたのは、生命を維持するために必要な一つの臓器という考えがあったからです。循環器や消化器と並んで、運動器というのは生命の維持に非常に大事で、ケアをきちんと行うことで健康寿命をも延ばすことができるのです。健康寿命を延ばすことに貢献したいという思いから院名に“運動器”と名付けました」


2018年4月、名古屋市名東区亀の井、住宅に囲まれたこの地に「わたなべ整形外科運動器クリニック」を開業された院長の渡邊裕規先生。先生の診療理念が院名にも繋がったそうです。
生活の質と直結し、自分の技量も試される整形外科医に魅力を感じこの道に進まれたとお話くださいました。

木目調の暖かみのあるデザインが患者さまの心を和ませます。
The warm design with wood grain patterns brings a sense of comfort to the patients.

「開業する前まで勤めていたのは、はちや整形外科病院です。今も手術が必要な場合は、はちや整形外科病院で行っています。勤務医の時は、手術をする必要があるかどうかの判断をするための外来に近かったです。なので、手術の必要がないと判断した場合は、“もう少し様子をみましょうか”とか“近くのクリニックに通ってください”という感じで、最後まで患者さんをフォローすることは少なかったです。今は、最初から最後まで患者さんを“診られる”というところが変わりました」


最初から最後まで患者さんを“診られる”とお話しいただいたところは先生の診療理念に直結していると感じました。

吹き抜けで開放感のある待合室と受付
A waiting room and reception with a high ceiling
磁気共鳴画像診断装置
Magnetic resonance imaging system

「業務の滞りがでないよう、診察室を中心に処理室などの各部屋へ移動しやすいように考え、リハビリ室は出来る限り広いスペースを確保したかったので、2 階は全部リハビリ室にしました。色は海をイメージした青、リハビリ室は元気がでる暖色と場所に合わせて使い分けをしました」


As a family doctor, they still participate in study groups to gain new knowledge so that they can provide appropriate advice to their patients.

低周波・干渉波組合せ治療器『セダンテ ネオ』(写真左) SSP複合治療器『アステオ』(写真右)
低周波・干渉波組合せ治療器『セダンテ ネオ』(写真左) SSP複合治療器『アステオ』(写真右)
『スリングセラピーベッドモビラ』(写真奥) 『トリートメントベッド』(写真手前)
『スリングセラピーベッドモビラ』(写真奥) 『トリートメントベッド』(写真手前)

「患者さん自らが動いてもらうリハビリを主眼としています。理学療法士が積極的に介入することで、自らの頭で命令し、筋肉を動かす、これにより神経系を含めた働きがスムーズにいくのではと思います。ケガの再発防止・高齢者の体力維持にも役立ちます。動かす習慣を作ってもらう。これが一番大事です。運動器リハ・消炎鎮痛処置を組み合わせることで物理療法機器も活用しています」


院自らが動いてもらうリハビリ、その前提として理学療法士が介入して運動指導をしっかり行うこと、それを繰り返し行うことで習慣づけること、運動療法の大事さについてお話くださいました。また、新たにセラピストを採用することでリハビリの拡充を図ろうとされています。

「スタッフのみんなはベテランです。他のクリニックで勤めた経験があるスタッフが多く、みんな知識を出し合い協力しながら診療しています。あまりきつくこうやってとか言ったことは正直ないです。逆に自分が教えられることの方が多いです。整形外科で勤めていたスタッフが2人もいるので恵まれています。はちや整形外科病院で一緒にやってきた診療放射線技師ですが、僕の癖を分かっていて、どのように撮ればいいのか完璧に分かってくれています。本当に良くやっていてくれています」


新スタッフには恵まれたと喜ばれる院長先生。自らスタッフの話にも耳を傾けて受け入れられる姿勢が、良い人間関係を生んでいると思います。

『パワープレート』と『ストレッチマシン』
Power Plate and stretch machines
乾式ホットパック『ソリッドパック』
Dry hot pack "Solid Pack"

「理学療法士や柔道整復師を中心に、チームトレーナーとして活動ができるといいなと思っています。又、高齢者に対してのロコモ予防体操教室なども行いたいですね。」


正直、今は毎日が必死と仰られる院長先生。チームトレーナーとしての展望も診療理念に繋がっています。

国登録有形文化財 蓮教寺(写真上) 猪高緑地(写真下)
国登録有形文化財 蓮教寺(写真上) 猪高緑地(写真下)

名古屋市名東区は、昭和50年(1975年)2月に千種区から分区独立して誕生した区です。かつてはのどかな田園地帯でしたが、大規模な土地区画整理や地下鉄路線、さらには高速道路の整備などにより、市内屈指のベッドタウンとして、また名古屋の東玄関にふさわしいまちとして発展しています。

区内には、文化小劇場や生涯学習センター、スポーツセンターなどが整備され、市民団体による文化活動やスポーツ活動が盛んに行われています。猪高緑地や明徳公園などの大規模な緑地は、豊かな自然を満喫できる憩いの場となっています。

* Quoted from Nagoya Meito Ward Office website